2014-01-01から1年間の記事一覧
大雪が続いた後、腰が痛むので、整形外科に行く。 その後、また雪かきをしていたら、ぎっくり腰をやってしまった。 これで二度目だが、前回よりもひどく今度はまともに立ち上がることもできい。 キンドルで何か読もうと思うもそれどころではない。 ひどい年…
とんでもなく大雪になり、朝から雪かきに追われる。 家のまえをかくのに2時間以上かかったものだから、会社も休んでしまう。 昨日は長野県内であちこち事故もあったようで、特急と車がぶつかったとか。 いきなりこんなに降るとさすがに雪国でも立ちいかなく…
テスト前日・寺山の映画を見る。 泉鏡花の原作とは思えない。 どこが「草迷宮」なのか。 どうして泉鏡花を名のる必要があったのか。 イメージは似ているが、その美的感覚は似て非なるものだ。 どうして鏡花でなければならなかったのだろう。 日本という土着…
震度6の地震に会う。 しかも寝ようとしていた夜の十時。 トイレに入ろうとしていたところ、凄い揺れで聞いたことがない家鳴りがした。 いそいで玄関のドアを開け、二階に行くとアナログテレビが落ち、タンスの上の扇風機が布団に落ちていた。 寝かしつけた…
「めぐらし屋」堀江敏幸を読む。 傑作。近傍という言葉を思い出す。 とてもちいさな場所で起きる出来事をとても細かく描写している。 主人公の未婚の中年女性のちいさな出来事がつぶさに伝わってきて、その情景や気持ちの揺れ動きになんだか癒されるものがあ…
飛んでイスタンブール - Wikipedia 06:42発→12:55成田発ブズーキが使われている。
「アジア全方位 papers 1990-2013」四方田犬彦アジア全方位ということで、アジアのあちこちに出向いての記録。 相変わらず読んでおもしろいエッセイになっている。 それぞれの国、街に向かって深い眼差しがある。 読みながら考え、考えながら読む本。 アジア…
(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) クリストファー・プリースト 古沢嘉通訳夢幻諸島から (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者: クリストファー・プリースト,古沢嘉通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/08/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (56件) を見る…
ウクライナの情報をあちこち見ていたら、たまたま見つけたバンド。 女性二人が作曲作詞をこなす、フィメールバンド。 英語の情報が少なく、よくわからないのだが、2000年から活動していて既に何枚もアルバムを出している。 ロシアやフランスでもCDが出て…
かみさん、車で事故する。 でも怪我がなかったので、良かった。 車は便利だけど、こいうことがある。 いつ、不幸になるかは、地震や火山噴火よりも確率が高い。 それは人の感情に起因しているからだ。 なぜ、5秒や10秒がまてないのだろう。 自分がそうな…
久しぶりにライブ映像があがっていた。 やはりいいなあと思うこのバンド。 ヴォーカルはいいと思うのだが、まるで千野秀一ノリのキーボードがあぶない。 そろそろ危ないのは音楽だけにしてほしいものだ。 日本ではすでにウクライナそのものの情勢さえ新聞に…
9月は毎週、東京出張している。 暑いし、人が多いし、行きたくないのだが、仕事なので仕方がない。 今日も中野に行ってきた。 せせこまい道に食べ物屋や商店が並んでいて、わさわさして面白い。 でも疲れる。 朝なんて別にこちらは急いでいないのだが、周り…
ポール・コゾフのギターは特別な音に感じる。 サイケでもなくグループサウンズでもブリティッシュでもない。 いやブルースといいたいのだが、ブルースでもないような特別な音。(自分には) yputube でアメリカでのライブの音を聞くとよけいに乾いた音がブルー…
月の輪。八月。夏休みは取れた。 家族でまた野沢温泉の山奥のキャンプ場に行く。 本当に山奥だからお客が少ないと思っていたのだが、今年はたくさんの人がいた。 それでもバンガローの全部はうまっていなかった。 二年目ともなると勝って知ったるものとなる…
受難劇+1(紙ジャケット仕様)アーティスト: ラッテ・エ・ミエーレ出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2001/11/07メディア: CDこの商品を含むブログ (3件) を見る何十年ぶりかに聴き直す。 圧倒的なイタリアらしいイタリアン・プログ…
「地下鉄のザジ」クノー地下鉄のザジ (中公文庫)作者: レーモン・クノー,生田耕作出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1974/10/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 75回この商品を含むブログ (54件) を見るはじめて読むが、確かにブームを呼びそうな先覚…
数十年ぶりに読み返す。 前半、こんなに読みやすい冒険譚だったっけ、と驚く。 その昔、何度も舟をこぎながら読んでいた記憶がある。 今回は早川版世界SF全集で読んだので、訳者が違う。 この峯岸久訳が読みやすいのかもしれない。 いまこの作品を読むと、コ…
「墓が呼んでいる」橘外男 雲仙の隠れ里にクロアチアの美人姉妹が棲んでいるというお話。 いまでも充分に楽しめる悲恋ものであり、歌舞伎とかを台本としている感じで、とても仰々しいが、その感覚がまた古風でよい。 ただ作品の完成度が高いわりに、タイトル…
「雷嫌いの話」橘外男 私小説のようなエッセイ。あるいはその逆か。 雷についての文化人類学的な雑学を詰め込んでいる。 サービス心が旺盛な楽しめる小品。
「生不動」橘外男 旅先の北海道での出来事を描いた小品。 なんとなく昭和初期の雰囲気がつげ義春を思い起こす。
「葛根湯」橘外男 外国人との異文化交流というか。 軽い雑誌向けの読みものというか。 単なる暇つぶしのための文なのだが、橘の視線がファンにはうれしい。
「棚田裁判長の怪死」橘外男 英国伝統の怪奇小説に近い雰囲気をもった中編。 心霊的なアプローチはレ・ファニュばりか。 いま読むと確かに古臭いけれど、やはり橘ばりの味がある作品だ。
北上 次郎 (著), 大森 望 (著) 出版社: ロッキングオン (2012/06)読むのが怖い!Z―日本一わがままなブックガイド作者: 北上次郎,大森望出版社/メーカー: ロッキングオン発売日: 2012/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件…
読むのが怖い!Z―日本一わがままなブックガイド [単行本]
時計まわりで迂回すること - 回送電車V作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/03/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 106回この商品を含むブログ (6件) を見る中央公論新社の「回送電車」シリーズの五巻目。 前半はいつものゆったり…
コロンビアの大統領は次のように語った。「彼はコロンビアの名を世界に馳せたコロンビア人だった。コロンビアはマルケスに多くを負う。」 3日間の服喪を宣言したというのもすごい影響力だね。 日本でも欧米でも人気が高かったのがいろんなニュースサイトを読…
Cluster and Enoアーティスト: Cluster出版社/メーカー: Bureau B発売日: 2010/12/15メディア: CD購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見る1977年発表のアルバム。 当時はアンビエントなる言葉はなかったと思う。 非常に退屈な音楽だった…
ロシア文学の食卓 (NHKブックス)作者: 沼野恭子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2009/01/27メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 13回この商品を含むブログ (11件) を見るとにかく、ブリヌィというものを食べてみたくなる本。 食の紹介としては大成…
舞踏会へ向かう三人の農夫作者: リチャードパワーズ,Richard Powers,柴田元幸出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2000/04/14メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 59回この商品を含むブログ (76件) を見る20世紀とは一体いかなる時代であったのか。 現代…
ウクライナの情報をあちこち見ていたら、たまたま見つけたバンド。 70年代英国あたりの雰囲気をフォロワーしつつ、東欧的な斬新さがある。 あるいはウクライナのクランベリーズといってもよいか。 まだアルバムを出していないみたいだが、女性ヴォーカルを全…