地下鉄のザジ

地下鉄のザジ」クノー

地下鉄のザジ (中公文庫)

地下鉄のザジ (中公文庫)

はじめて読むが、確かにブームを呼びそうな先覚的な小説だと思う。
意識的な少女からみた大人社会への不協和音を描いたといえばよいか。
かといって難しい表現はなく、大貫妙子の歌詞のように世間をひっかきまわす、漫画のような小説といえばよいのだろう。