2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「北極海へ」野田知佑 文春文庫

メディア依存というか、それ自体が生きることの現実や理想を世界観としている私のような人間からすると、そうした人工の情報ではなく自然の情報を読みながら生活できる著者は驚異である。

辞める人、残る人

今月会社を辞める人は多い。 今日も私のところに挨拶しにきた若いのと、4月からの動静を語る。 その脇にリストラ対象の人がちゃちゃを入れる。 総務の人に電話で手続きの相談をすると、僕も辞めるのでよくわからない、と言う。 残業時間、私の引継ぎをして…

「発作的座談会」椎名誠・沢野ひとし・木村晋介・目黒考二 角川文庫

忙しい時はこうしたばかばかしい本がいい。

かぼちゃ公園

今日は午前中は部屋の片付け。 どうにか先が見えてきた。遅いか。 それにしても持ちものが多いと痛み入る。 午後は江戸崎のかぼちゃ公園に子供たちを連れていく。 もう茨城で遊ぶこともないのだろう。 どうしても感慨にふけってしまうのは、それなりにこの土…

退職手続きのご案内

退職手続きのご案内が会社からメールで来る。 そろそろカウントダウンなのだなあ、と感慨。 これをネタに職場の人と冗談を言いながらも、寂しいものを感じる。 家の中も何かが迫ってきている。 かみさんが忙し過ぎるので倒れないか、それだけが心配である。

「死ぬには手頃な日」矢作俊彦 光文社文庫

短編集。こんなに突き放した描写で日本や日本人を書いた小説を読むのは久しぶり。 久しぶりというか、あまりいないよね、こういう作家は。 「サタディ・トワイライト・スペシャル」というきな臭い中近東を舞台にしたハードな日本人の友人同士の確執を描いた…

忙中

引越しの最中に仕事やら幼稚園やらで、かみさんがかなりハードだ。 倒れそうなぐらいないきおいで、とても心配だ。 こちらも本当に辞めれるのかと思うほど、忙しい、というか忙しくされている。 いつの日か、ゆっくりできることがあるのだろうか。

上田へ行く。

某社へ面接に上田まで行く。 なかなかの田舎である。 途中、諸星大二郎の漫画に出てくるような巨大な鳥居だけが、畑の真中に立っているのに驚く。 面接じたいはとても感触良かったのだが、長野から通うのに二時間かかるのが話題になる。 役員の面々が通勤の…

ダンボール十箱

ようやく本の選別と詰め込みが終わった。 かなり捨てて、みかん箱十箱までに抑えたが、なんだか虚しい。

「さらば人間」田中光二 角川文庫

角川春樹ががんばってSFを文庫化していたときのもの。 なんとなくやっつけだよなあ。舞台もストーリーも。 あの頃の「野生時代」特有の雰囲気がする。 それにしても読書量は極端に減った。 家ではほとんど読んでいない。 通勤電車で文庫を開くのだが、座れば…

後悔といえば

最近、引越しや転職のことで問題があるたびに、いまの会社を辞めなければ こんなことやあんなことができたんじゃないか、という想像がつい働いてしまう。 無駄なことただと思いつつも、考えてしまう。 かといって会社を辞めるといって暇になったかというとま…

日記は捨ててもよいものなのだろうか

引越しが目の前に迫ってきたので、要らないものをどんどん捨てている。 それにつけても本の量は凄まじく、捨てるべくものは捨てたのに、予定の箱数に入りきらない。 かみさんの強い目もあって、さらに捨てるべく、会社から家に帰ってから選別している。 情け…