「死ぬには手頃な日」矢作俊彦 光文社文庫

短編集。こんなに突き放した描写で日本や日本人を書いた小説を読むのは久しぶり。
久しぶりというか、あまりいないよね、こういう作家は。
「サタディ・トワイライト・スペシャル」というきな臭い中近東を舞台にしたハードな日本人の友人同士の確執を描いた短編はぐっときました。