2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「溺れる人魚たち」ジュリー・オリンジャー 「侍女の物語」マーガレット・アトウッド 「青ひげの卵」マーガレット・アトウッド 「戦後短篇小説再発見7 故郷と異郷の幻影」講談社文芸文庫 「自閉症だったわたしへ」ドナ・ウィリアムズ 「神様はつらい」ストル…

2013年1月

2013年1月に読んだ本。 「ミサキラヂオ」瀬川深 「ビブリア古書堂の事件手帖」三上延 「ビブリア古書堂の事件手帖2」三上延 「オリクスとクレイク」マーガレット・アトウッド 「すすれ!麺の甲子園」椎名誠 「震災に負けない古書ふみくら」佐藤周一 ▲読了 6/6…

ビブリア古書堂の事件手帖2

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)作者: 三上延出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2011/10/25メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 637回この商品を含むブログ (245件) を見る第二巻に登場する古書…

「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」三上延

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)作者: 三上延,越島はぐ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2011/03/25メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 2,758回この商品を含むブログ (446件) を見る鎌倉のよう…

「猫がラジオを聴いていたころ」瀬川深

猫というラジオネームを使っていた青年が岬に帰ってくるところから始まる、回想譚。 『ミサキラヂオ』より先に文芸誌に載せられた一編のため、その原型かと思っていたが、独立した短編。 独特な雰囲気の岬の世界での出来事を回想していく様は、21世紀に入っ…

『ミサキラヂオ』瀬川深

とにかく舞台設定がよい。2050年頃の退屈な世界の話。 三浦半島と思われる場所の雰囲気がよく、日本の衰退がここかしこに象徴され、すべてが郊外の光景となってしまっている。 独特な雰囲気の岬の世界をノスタルジックに描いたスリップストリームと読んでよ…

Top Ten Slipstream Books/Chris Priest

Top Ten Slipstream Books/The Guardian, May 2003スリップストリームがどんなものかについてプリーストは、マジック・リアリズムを持ち出していますが、それをも含んだ大きなコンセプトだと言っています。 私はマジック・リアリズムとは年代的に切り離され…