ビブリア古書堂の事件手帖2
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 文庫
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第二巻に登場する古書たち。
アンソニィ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワNV文庫)
福田定一『名言随筆 サラリーマン』(六月社)
足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)
坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)
大向こう受けする足塚不二雄=藤子不二雄はこの本にふさわしいと思う。
でも、こちらの『クラクラ日記』が登場するのは渋い。
福田定一=司馬遼太郎は定番とでもいうべき古書で、話題性があるからそこがいい。
また、このベストセラーで『時計じかけのオレンジ』を読む人が増えてくれるとうれしい。
この時代のイギリス小説の雰囲気には格別なものがあるから。