「シベリヤの旅」チェーホフ 有名なのは「サハリン島」だが、その旅程でシベリア横断したときの雑記のようだ。 雑誌への掲載文らしいが、シベリアのまんなかあたりのエニセイ地方の記録しかない。 目的地であったサハリンに着くこと、そしてその苛烈さに当て…
「蛍」村上春樹 とてもこじんまりとした世界の物語。 いまでは当たり前の語り口なのだが、やはり近代小説とはかけ離れているのが、印象に残った。 戦後という時代はなにか有用なことが前提に、あるいは根底にないと不安な時代だったのだろう。 いまの不安は…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。