『一私小説書きの日乗』西村賢太

『一私小説書きの日乗』(文藝春秋2013年2月、2014年 角川文庫)

西村賢太が2月5日に死去。54歳。タクシー乗車中に意識を失ったらしい。

この人の小説は読んだことはないが、「本の雑誌」に連載していた日乗はなぜか面白くて読んでいた。ただの大酒飲みなのだが、その独語によくわからない魅力がある。

この一番最初であろう、文藝春秋版もその悪口やら行動と、宝焼酎とそのつまみを並べている光景が楽しかった。

合掌。