2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今、文学者というと、ふたりしか思い浮かばない。 高橋源一郎と堀江敏幸である。 小説家はいっぱいいると思う。 村上春樹を筆頭に、いくらでも小説を書くために生まれてきたひとはいる。 でも、小説も書くけど、文学、とういう大文字を考えている小説家はい…
明治の頃は小説にも使命があると考えていた人が多かったのだろう。 漱石はコンラッドの小説を模して、「自然の経過は人情の経過と同じような興味をもって読む事のできるものだ」と言う。 正道とやらを作って自分を祭り上げる人はいまでもたくさんいる。 うざ…
2017年2月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:824ページナイス数:18ナイスカッパ・ブックスの時代 (河出ブックス)の感想ビジネス本的な紹介というか話題が多いような気がして、いまひとつ馴染めな買った。あるいは文章がそうなのか。カッパの…