「サンリオSF文庫総解説」売ってなかった

9月は毎週、東京出張している。
暑いし、人が多いし、行きたくないのだが、仕事なので仕方がない。
今日も中野に行ってきた。
せせこまい道に食べ物屋や商店が並んでいて、わさわさして面白い。
でも疲れる。
朝なんて別にこちらは急いでいないのだが、周りが急いでいるので、それに合わせないと歩けない。
長野で急かされるのは車だけだ。
と書いたものの、長野駅前ではそうでもないか。
このせせこましい日本人の行動というのは、経済停滞してからも変わらないのだろうか。
昔と違うのは、スマホをしながら自分のペースで歩いている人間が増えたことだ。
これには参る。
スマホをしない人間がスマホしている人間に気を使ってあるかないとすぐにぶつかるのだ。
今日だけで、二回もぶつかった。
悪いのはお互い様だと思う分があるので、謝ってはみるものの相手が憤懣やる方ないという顔していると、こちらも腹が立ってくる。
そこを抑えるのでストレスがたまる。
もういい加減、情報機器の進化なんて止まってしまえばいいのにと思う。
そうでもしないとすくせに不景気だ不景気だと騒ぎ出す、似非評論家も閉まってしまえばいいのにと思う。
ついでに泊まったホテルで久しぶりにテレビを点けてみたが、これこそくだらない。
みんなスマホしているのが理解できる。
なんでこんな垂れ流しの映像がえんえんと繰り返されているのだろう。
老後はえんえんとこんなくだらない番組を見るはめになるのだろうか。
そうならばなるべく目は大事にして、108円で世界文学全集を集めて読んでいたいものだと思う。
それはそうと、楽しみにしていた「サンリオSF文庫総解説」が長野駅前の書店では売ってなかった。
売れ切れたのか?もともと入荷していないのか?
売り切れるほど待たれていた本ではないような気がする。
でも一冊も置いていないなんて。
だから皆、ネットで本を買うんだよな。
サンリオSF文庫総解説」もそうするしかないか。