「京にも田舎」

周辺雑記。京と東京の比べ物。
龍胆寺雄に失望したって話も書かれているほど雑多な内容。
1935年ぐらいに書かれているから文壇から干されていく問題作「M子への遺書」の話なんだろう。
小林秀雄川端康成も登場し、文壇の時事ネタをいろいろ推測するのも面白い。

文泉堂版林芙美子全集第十巻所収