さらばシベリア鉄道
朝起きて、トイレが詰まっていた。
新年という感慨は特にないのだが、あまりいい出だしではないと思う。
テレビを見ると極北の人々の凛々しい顔が映っていた。
テレビを見ると疲れるのでラジオを点ける。
NHK第一。いつもの日常。
パソコンでネットを見ると、「ミュージシャンの大滝詠一さんが死去」というニュースが目に入る。
まだ65才だ。
「大瀧詠一さん急死 解離性動脈瘤のため」
急死という表現が気になってしまう。
毎年恒例だったNHKラジオ番組がなくなってから、いつかこういう日がくるんだろうと思っていた。
「大滝詠一さん急死 リンゴ食べている時に」
最近は昔の洋楽しか聞かないのだが、ときどき大滝詠一や細野晴臣は聞く。
大滝さんのラジオを聞いているとお茶目な人というイメージが大きく、音頭の人だったのだけれど、音楽はナイーブなものが好きだ。
世の中でも代表作に挙げられているのは、松田聖子「風立ちぬ」、森進一「冬のリヴィエラ」、小林旭「熱き心に」など。
自分は太田裕美の「さらばシベリア鉄道」を聞くと80年代を思い出す。
合掌。