「青瓢箪」宮崎誉子
派遣社員はビニール傘?」という非常に寂しい言葉に象徴される短編。
派遣社員の日常が女性の視線で淡々と語られる。
その視線の延長にニートの兄がいる。
わざわざ小説で読まなくとも、日本のあちこちで起きている光景なのだろう。
それが連想されるように導かれているうまく書かれてた現代小説。

派遣ちゃん

派遣ちゃん