紀行

ニッポンの穴紀行 西牟田靖

ニッポンの穴紀行 近代史を彩る光と影 西牟田靖 「穴」というキーワードで集められた産業遺跡を訪ねる旅というか、雑多な廃墟文集 興味深いものもあるが、退屈なものもある。 読んで興味を持つものもあるが、なんとなく日本の戦争に関する言葉が薄いような気…

「東京の島」斎藤潤 期待したほど面白くはなかった。どうということはない島旅だと読めば普通なのだけれど。 文章がまじめで、はずしたところがない、という意味で、ハプニングを期待したこちらがよくなかったのだが。東京の島 (光文社新書)作者: 斎藤潤出版…

「エトロフ島」菊池勇夫 吉川弘文館(1999) つくられた国境エトロフ島―つくられた国境 (歴史文化ライブラリー)作者: 菊池勇夫出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 1999/10メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (4件) を見る始原から江戸時代…

こういう本を読む人はやはり一度は外洋を船で渡ったことがあるのだと思う。 自分の旅と照らし合わせたりして、彼の光景を楽しむ。 そういう人にとっては脚光を浴びている日韓フェリーよりも、寂れていく日中航路やロシアへ行く航路だと思う。 やはり感慨深か…

「アジアラーメン紀行」森枝卓士 徳間文庫 読み通せるほどの内容ではあったが、それほど面白くはなかった。 どうも言葉がスレているような感じ。

「満州樺太・日本鉄道旅行地図帳」新潮社 (2009) こういうものが新潮社から出ていたのを知って、さっそく購入。 思っていたものとは違って読み物はほとんどなく、まったくの地図帳。 満州の地図は見慣れていたけれど、樺太は珍しくけっこう面白い。 たまにぱ…

「サハリン」徳田耕一近頃また北方に興味が移りだした。 サハリンの旅行案内である。 行く予定はまったくないので、気分を味わうだけである。 それでも今は稚内とコルサコフの間に連絡船があったり、函館とユジノサハリンスクの間で飛行機が飛んでいたりする…