「旅つれづれ」

伊豆の下田、長野の戸隠にふれた林芙美子のエッセイ。
伊豆は何度旅行してもいいな、とか、下田で男に生まれればよかったとか。
戸隠にはベルグソンやカントやバイロンを読む哲学青年が泊まっていたらしい。
京都あたりの学生が多かったらしい。
いまはどうなのだろう。
京都ナンバーの車はあまりみかけない気がする。

林芙美子全集第十巻所収