「反復的な集合観」ジョージ・ブーロス/中川大訳

反復的な集合(iterative conception)とは何かを知りたくて読んだのだが、わからなかった。
ラッセルのパラドクスで有名な集合は矛盾を含むことからはじまり、ZFの公理は無矛盾であり、素晴らしいことを説いている。
置換公理によって、多くの望ましい帰結が得られる。
外延性公理は特殊な認識論的身分を有している。
選択公理はZFの定理ではないらしい。
ますますわからない。
あまりにスマートで、コンパクトな文章だから、余計に難しい。

リーディングス 数学の哲学」
ゲーデル以後   飯田隆