数学

「反復的な集合観」ジョージ・ブーロス/中川大訳

反復的な集合(iterative conception)とは何かを知りたくて読んだのだが、わからなかった。 ラッセルのパラドクスで有名な集合は矛盾を含むことからはじまり、ZFの公理は無矛盾であり、素晴らしいことを説いている。 置換公理によって、多くの望ましい帰結…

「数学者の哲学・哲学者の数学」

現代における数学の存在学のような対談集。 数学者の砂田利一+長岡亮介、哲学者の野家啓一である。 野家は昔から「現代思想」で読んできたので、なんとなく言っていることがわか るが、数学者連はよくわからない。 しかし「現代思想」でよく対談していたひ…