「コックサッカーブルース」村上龍

まるでサドのような過剰な小説で、うんざりする。
それでも前世紀の小説と違うのは、バブル期の日本を葬ろうとする意志だろう。
その機動力をフウゾクの娘にジャンヌ・ダルク役を求めたりするあたりが村上龍ですね。
このジャンヌ・ダルク率いる秘密結社が不明なままで終わるのだが、これを克明に書いたのが後の「希望の国エクソダス」なんだろうね。

今日は娘が幼稚園をズル休みしたので、一日遊んでました。
まあ私もズル休みのようなもんだから、似たもの同士の休日はじゃれたり絵本を読んだり、家の中でだらだらと過ごしました。