「群像」2010/8月号を読む。

★「シーリング」チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
くぼたのぞみ訳 「群像」2010/8月号

ナイジェリア生まれの女性作家。
19歳で渡米。ビアフラ戦争をテーマとした長編『半分のぼった黄色い太陽』で2007年オレンジ賞を最年少で受賞。
はじめて読む作家だが、この短編だけでもその知性と繊細で心にしみる情景がありきたりでない。
これから期待できる作家だと思う。
『半分のぼった黄色い太陽』は、河出書房新社から出版されている模様。

翻訳者の、くぼたのぞみさんは、アフリカ専門の翻訳家で詩人らしい。
なんか今のアフリカを身近に感じることができる。
      エスペランサの部屋