「百万人の手話」丸山浩路 ダイナミックセラーズ (1980)
もう30年ぐらい前の手話の本。
手話を覚えるという意味では現在のいろいろ工夫された本と比べると見劣りするが、はじめてプロの手話通訳者となった人だけに、文章にはとても説得力がある。
また、友人関係が多彩で、中村八大や永六輔坂本九などのエッセイが面白い。
またひと頃よく聞いた横笛の赤尾三千子さんが手話に熱心だったのには驚いたというか、うれしくなった。