榎本武揚「シベリア日記」を読む。
いまと違って、シベリア鉄道がなかった頃の話なので、馬車でシベリア横断したというのが凄すぎる。
この難行で命を落としてもおかしくはない。
いろんなエピソードが書かれていて面白い。
たとえば、夏のシベリアというのはなんだかいろんな虫がたくさん居て、眠れないほどに困っている明治の異臣武明の姿が垣間見れて楽しい。