「邪神の神」高木彬光

「邪神の神」高木彬光を読む。

1956年に発表したクトゥルー神話もの。

ラブクラフトがはじめて訳されたのが1955年なので、日本ではじめてのクトゥルー神話作品のようだ。

名探偵・神津恭介が邪教の像をめぐって、推理劇を繰り広げる。

ホラーではあるが、変格ものに近い。

神津恭介は昔、「成吉思汗の秘密」を読んで以来なので懐かしい。

高木彬光というか、神津恭介ものをもう少し読みたくなった。