『高い城の男』シーズン2

製作総指揮を務めるのは、リドリー・スコット(「ブレードランナー」)とフランク・スポトニッツ(「X-ファイル」)。
「X-ファイル」的なテレビ展開が拡散しすぎて、よくわからなくなる。
ヒトラーが日本によって毒殺されたとか、ビキニ環礁での水爆実験のフィルムで日本がナチとの戦争を回避するとか、ナチの高官が優性思想から不治の病に冒された自分の息子を安楽死させる命令に抗ったり、逆転世界ならではのエピソードが満載で、なかなかストーリーが頭で整理できない。
日本太平洋合衆国の貿易担当大臣の田上が、日本文化を演じているが、やはり少しステレオタイプか。